ジュウロクニチ(ジュウルクニチ)・・・その2 2/13
2/13日の記事で
「初春日和 初海に入れたかなっ・・・」と書いた中で
シートにお供え物を並べて家族で海に向かって拝んでいる一家。
と書いたのだが・・・
・・・。
もしかしてあれは
ジュウロクニチ だったのかな~と最近ずっと考えていました・・・。
色んな本を調べて、色んな情報を仕入れて、色んな人に話を聞いて・・・
でも、
テトラで海に向かってやっていたんだよな~。
(でも、
田舎を離れて那覇などに出てきている人は先祖のすむ方角にむかって拝むというし、
方角的には
久米島の方角なのでそちらから出てこられた一家なのかな・・・)
・・・等々色々な事に思いを馳せた結果。
多分、
ジュウロクニチ だったのでしょう!!
って事に落ち着きました
遠く離れた地でも、自分の
先祖に
礼を尽くすその姿勢
こんな所が
沖縄らしいと筆者は感じます。
先祖がいるから今の私達が居る。
だから、
おじー や おばー や 諸先輩方 を大事にする。
沖縄の良い所の一つではないでしょうか。
心の奥底では
無意識の中に懐かしい光景があるが、
都心では中々
そのような光景には出会えない。
だから
都会の人が、沖縄に来てそれを見たとき何故か
昔のよき時代を思い出し
ホッ とするのかも知れませんね。。。
今は、
昔の
遠い記憶にそのような光景をすりこまれている人が多いので良いですが、
遠い未来に…
いく時が時代が過ぎて…、
そのような光景を
「懐かしい」 と思わない観光客ばかりになってきたら…。
沖縄のこの
良き風習は ただの
珍しい光景 として目に映るようになってしまうのでしょうか。。。
(余談ですが、イスラム教の人もたとえ離れた場所にいてもその時を迎えたらメッカに向かって祈りを捧げます。沖縄に似ていますねっ)
私の家はこんなジュウロクニチやったよー!って方
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ジュウロクニチ:
亡くなられた方(あの世)のお正月という事で 旧暦の1/16 に行われます。
お墓にいき重箱に詰めたご馳走や飲み物で正月を先祖と一緒にお祝いをします。
(お墓の前でやる行事といえば「清明祭」の方が最近の人にはなじみが深いのではないでしょうかね)
田舎の方では今でもとても重要な行事の一つです。
(最近は、旧正or新正があるように ジュウロクニチも 新暦の1/16に行う所もあるそうです)
琉球新報記事:
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-11101-storytopic-5.html
*********2006/2/25 追記*******************
ジュウロクニチとは、
「なくなった方の正月で仏壇やお墓でお祝いする」
と思っていて記事を書いていましたが、
古い事に詳しい方にご意見をお伺いしたところ、
ジュウロクニチはお墓にいくのが元だそうです。
戦後の「治安悪化」当でそとでやるのは危ないので家でやりましょうというような形がでてきて。
それが残ってしまっている場所が今でもあるそうです。
仏壇はあくまでも先祖がこれる門であって、
ぜんぞ自体はお墓にいますのでそこに行ってあげないと駄目です。
ジュウロクニチは家の仏壇に先祖を呼んでる?
呼んでないのにそこで拝んでも駄目です!
・・・と、いう事でしたので追記させて頂きます。
*********2006/2/25 追記*******************
*********2006/3/19 追記*******************
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普通の本にはのってない沖縄-日について
*********2006/3/19 追記*******************
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