各々の意見が見えない名護・・・沖縄県
今日ニュースを見ていて うーーーん? と思ったことについて書きます。
名護の三つの区が
普天間飛行場のキャンプシュワブ沿岸部移設案
に反対の会議を開き可決してその旨を名護市に伝えにいって、
名護市長(島袋氏)も
「市当局も沿岸案に反対を表明している。三区と協議をしながら今後も進めていきたい」
と答えたと言う。。。。。
この前当選された、名護市長(島袋氏)は、「条件次第では基地移設OK派」。
「どんな意見でも反対(沖縄に基地は要らない)」を掲げた候補者の方は 三名中 最下位で落選されました。
三つの区は「普天間飛行場のキャンプシュワブ沿岸部移設案」に反対なのに今の市長がこの前の選挙で選ばれて。
名護市長も「キャンプシュワブ沿岸部移設案」に反対と言う。
両方の理由は、
「飛行コースが民間に危ないから・・・」
「沖縄をいれずに日米で勝手に決めて頭ごなしに沖縄に押し付けてるから・・・」
言っていることはイカにも・・・なのだが・・・なんというか・・・・その・・・・
いまいち各者のスタンスが見えないのである。
・補助金をもっともらえたら妥協してしまうのか?
・幾ら貰えたらどの条件がどうゆらいでしまうのだろうか?
・飛行ルートが改善されたらOKになってしまうのか?
・人のいない場所であったら沖縄の自然を壊してもいいのだろうか?
・事前に相談があったら移設はOKだったのだろうか?
・どんな条件だったら移設OKとするつもりなのだろうか?
「・・・
沿岸部移設案」と言われているのに海を壊すから反対というのが無いのが気にかかる。
あの人たちの頭の中では
、「リーフ埋め立て案」「沖合い埋め立て案」でなければ海上に作るのはもうOKになっているのだろうか?
沿岸案は仕方ないラインなのだろうか・・・?
「沖縄に基地は要らない!」
「沖縄から米軍基地を撤退させる!!」
というスタンスを、沖縄の代表には県全体の意見として確固たる信念で持っていてもらいたいと願います。
(今の感じではきっぱりNOと言っているお偉いさんは私には見当たりません。何かが変わればOKの可能性もあるというどっちつかずのスタンスの方ばかり・・・である)
因みに、
県民へのアンケート調査結果では
「「沿岸案」には県民の72%が反対し、うち84%が普天間基地の米国移転を求めている。」とでているそうです。
こんだけ県民が米軍はいらないと意思を示しても県が県民を代表して頑張ってくれないのは非常に残念に思います。
(
「何をやってもむださーーっ。今まで何度もやってきたが何もかわらんかったさーーーっ」と言っていた
おじー・おばー のあの時の言葉がやっと私にも最近理解できるようになってきました。。。。
とてもとてもとーーっても深い言葉です)
【参照記事】
沖縄タイムス
琉球新報
因みに 3/5 に 宜野湾で
「普天間基地の頭越し・沿岸案に反対する沖縄県民総決起大会」 が行われるそうです。
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<県民総決起大会の開催>
日 時 2006年3月5日(日) 15:00~17:00
15:00~平和イベント
16:00~県民総決起大会
場 所 宜野湾市海浜公園 多目的広場
主 催: 普天間基地の頭越し・沿岸案に反対する沖縄県民総決起大会実行委員会
(略称:
県民大会実行委員会)
〒900-0036
沖縄県那覇市西3-8-14 連合沖縄内
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どうころぶのだろうか沖縄は・・・・。
今後の沖縄にとって絶対に間違えてはいけない選択である。。。
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