沖縄のお酒 泡盛・・・

うみうさぎ

2006年03月06日 13:59

「泡盛、14年ぶり出荷減 県外は11%落ち込む」
こんな記事が新聞に出ていた。


簡単に言うと、
年々右肩上りで伸びてきた泡盛の出荷量が昨年久々に減少したらしい。

簡単に「あーそうなんだ~!」「残念だー!」「まー一時的なものさっ!」って思うかも知れないが、
今回はその裏に隠れている物を探してみましょう。。。。
2005年の泡盛総出荷量(生酒、アルコール度数44度ベース)が 前年比4・0%減 2万7595KLで、1991年以来14年ぶりに前年割れ
県外出荷は99年以降2ケタ以上の伸びが続いていたが、5643KLで、11・1%の減少
県内出荷は総出荷量に占める割合は約80%とほぼ横ばいだが 2万1952KLで 2・0%減少

これが意味することは、
 「沖縄ブームによる泡盛ブームはヒトマズ落ち着いてしまった」 と言う事です。

14年ずっと延びてきたというのは企業としてすばらしい物だが、
これは、
昔のリゾート地としての沖縄ブーム ・ からちゅらさんブーム ・ 田舎暮らしとしての沖縄ブーム のおかげであり、
今の日本に確実にお酒としての泡盛が根付いたとは思えない。


沖縄ブームが続いている今、どの会社も伸びているように錯覚を起こしますが、
ブームが去った後本当の企業価値がわかる事になります。
今のこの時期に着実に商品価値を高め全国のお酒の中に加われればブームが過ぎても確実な需要が見込めますが、今とりあえず売って儲ける事を行えばブームが去った際没落の一途を辿るでしょう。
では、
今の時代でも確実に力をつけていってて常に旨い酒を造っている会社はどこなのでしょうか?
旨い酒を飲みたければ・・・。
(これはまたの機会に・・・)


以前起こったワインブーム、ワインは以降ブームを繰り返しながらも確実に日常に根付いたお酒として定着して来ました。
今起こっている焼酎ブーム、焼酎はブームだが根本の体にイイお酒という路線が有るので日常に根付いたお酒として定着する可能性があります。
女性を巻き込んだあの戦略は見事です。
では、
泡盛を飲む文化が日本全土に定着するには何が必要なのでしょうか・・・?

これを考えてみると沖縄のしたらいいことが見えてきますね! 


沖縄の商品を県外に広める&根付かせる。。。
(そんな仕事がしてみたいとずっと思っている昨今です。。。
(⇒イコールこれは常に思っているって事ですねっ) )
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