2006年03月08日 05:25
地元が駄目といい、何度もNOを出しているのに、
話し合えば理解してもらえる。
時間をかけてでも理解してもらい納得してもらいたい。
決まったことだ。変えられない。
従うしかない。
と、まったく相反する言動をし
根本にある「従え」という本心しか見えない日本政府の対応だが
週末の県民集会を受けた後の政府の言葉は・・・・
・・・・
以下のようなものであった!!
(皆さんはどうでした?予想した道りでしたか?)
額賀福志郎 (防衛庁長官) は、閣僚会議後の記者会見で、
「決まったことで変更はありえない。名護市長ももっと手厚い待遇をしてくれれば移設は可能だといっているので、粘り強く話し合いあい地元住民に理解をしてもらいたい」
的な内容のコメントを発表。
簡単な言葉に直すと
「県民 35000人の 意見は聞いたが、決まったことでやるしかない。理解してもらいます」
っで、それは・・・ ↓
「県民の意見は」却下。政府で決めた事をOKと言え」
って事です。
なんでこう政治家は言われた事にYES・NOで答えず違った解釈をするのでしょうかね~。。。
額賀福志郎 (防衛庁長官) はこうも続けました・・・
「島袋氏は、今示されている案では地元を説得するのは容易でないから何とか考えてくれないか(=説得する為の特別手当を出してくれ)といっている。名護は医者がいないで困っているので何とかならないかと相談を受けた。その様な対応はできる限りしたい思います。そうすれば住民もなっとくしてくれるでしょう。政府的には決定案をかえる事はまったくありえません」
(島袋吉和(名護市長)と額賀福志郎(防衛庁長官)は、6日夜に都内で会食しこう話を聞いたそうです。島袋氏はどう話したのですかね?沖縄のニュースにのってほしい所です。沖縄の政治記者がんばれっ!)
防衛庁長官の話ですが島袋氏(現名護市長)は本当にそう言ったのですかね?彼は確かにこの前の名護市長選でそのような主張(今の案では受け入れられない、修正されれば可能である)で選ばれましたからねーっ。その人を名護市民は選んだ・・・防衛庁長官からしたら補助政策を打ち出したら移設OKなのが名護市民の意見なんだとおもうでしょうね。
・・・でも、この前の決起集会で沖縄県民が言いたかったのは、
「これ以上沖縄に基地は要らない、縮小しろ」 という事。
話がどんどんずれている気がします。。。。
今の時点ではズレはこんな感じでしょうか・・・
沖縄県民
名護市瀬嵩の住民(移設予定地)
「これ以上沖縄に基地は要らない、県外移設しろ」
名護市民
「中間報告後の選挙で名護市長を選んだ」
名護市長
「条件が変われば移設OKです」
日本政府
米国
「辺野古の自然を壊して新しく基地を作る」
やっぱり名護市民が現市長を選んだのは痛い・・・
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