沖縄人の人権について考えてみる・・・

うみうさぎ

2006年05月19日 02:23

米軍基地があるが故の危険性・事件多発に苦しめられてきている沖縄県民。
日本国民(本土人)にとっての沖縄人の人権ってなんだろうか・・・?


最近良く考えているのは、

「沖縄県民は日本国民(本土人)並みに安全を求めてはいけないのか?普通に生きる権利を主張してはいけないのか?」

という事である。
先日、
国連特別報告者のドゥドゥ・ディエンさん(64才。セネガル)が米軍基地問題など沖縄の現状を調査しに沖縄を訪れた。

2006/5/16日、那覇市内で記者会見を開き
調査結果(二日間の調査)をメディアに発表した。

そのさいの言葉は以下であった。

「騒音、環境破壊など基地は沖縄に対する差別だ。客観的に分析し、日本政府に改善を勧告したい」

「基地の集中(在日米軍基地の75%が集中)は異常だ。日本の他の地域と比べてみてもアンバランスで不平等だ」

「沖縄県民は暴力に苦しめられ、精神的、文化的に差別を受けている」



今回の沖縄での調査結果は今後の報告書などに反映させる考えと語った。


【国連特別報告者のドゥドゥ・ディエンさん】とは、
2002年、国連人権委員会から人種差別などに関する特別報告者に任命。
2006年1月には「日本の差別問題」に関する報告書を発表している。

【居住のための国連特別報告者】とは、
国連人権委員会により指名された、世界各地の居住の権利に関する状況の調査や報告を行う役職のこと。
(日本で「居住権」というと、災害時等で住居を失った人への住むところの供給や、ホームレスへの支援という文脈でよく耳にしますね!)
1966年に制定された国際人権規約、特に社会権規約の第11条で「十分な生活水準、衣食住、生活条件の向上の権利」という形で居住権(housing rights)の法的な根拠が示されています。
http://www.ohchr.org/english/issues/housing/index.htm



ここでふと思ふ。

日本政府の行っている

 「沖縄の住民の安全を無視した基地の押し付け行動」

は、

まさに

  《沖縄人の居住権の侵害》 

としかいいようがない物ではないだろうか。。。



   地球人民における基本的人権である 「居住権」

「居住権」を侵害された人がいる。「居住権」を侵害した人がいる。


これを、 
誰がどう判断し→裁き→保護→回復 するか?

どう罰するか?


世界的にみて人権を無視していると思われる行為が行われている場所がある場合、
世界機関での指摘・改善指導もありえるのである!

逆にいえば、世界に沖縄の現状をもっともっと知ってもらう必要があるのである。
(いつまでたっても自分の事として行動を起こしてくれない本土人。
政府の外商下手からでた粗大ゴミ(基地)を沖縄におしつけて虐げてきた日本国政府。
に見切りをつけて・・・・・・)

昨今の拉致被害者の家族の方が海を渡ったように・・・。


「世界のうちなーんちゅ大会」で盛り上げようとしている沖縄人移住民。
さてどれ位のパワーを持っているのだろうか?

「日本政府を飛び越した世界への沖縄の現状の発信」

「アメリカで流れている沖縄の基地の情報」

が、
誰でも手軽に見れる環境が早く来る時代が来てほしい。。。。
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