いやー昨日はシバレタねー!

うみうさぎ

2005年12月18日 17:18

昨日は前から友人をイザリに案内すると約束していた日であった。
大潮の三日目だったのだが、大陸からの高気圧の張り出しがあり
天気がどんどん崩れ、北風ビュービューでしたね。

しかし
200%無理とわかっていても海を確認しに行ってしまうのが往生際の悪い人の思考回路であり。
海についたら取敢えず引いてるから歩いて見ようか。。。

・・・・ってなり。

結果、
やっぱりイザリをしてしまうのであるf^^;

わかっちゃいるがこんな欲求不満でいたら
次の大潮まではとても ちむわさわさー して寝れないのである。
今回のイザリツアー友人(一度違う場所につれて行った事があるがイザリは初心者)と私の二人のイザリであった。

●状況
曇り 時々 雨
風速10~14m 北風
気温13か14度
天候
干潮時間 2:30

朝から北風が強く夜になるにしたがいどんどん強くなってきた。
駄目だとおもいつつも、1秒でも風が弱くなったら「おっ!もしかして風収まるんじゃ?」と最強プラス思考を発揮しつつ夜まで海の神に祈り続けながら海道具を作り始める。(300%駄目だとわかっているのに何故か万が一のことを考え道具を作ってしまうのだ・・・)

最終判断時間になり、友人からの電話
「どうしますー?」(友人)
「駄目だねー。この風じゃ何もみえんよー!でも行ってみる?」
「やっぱ、無理ですよね~」(友人)
「無理だよー。でも楽しみにしてたよねっ!どんだけ引いてるかだけでも見てみる?」
「今回見たら、次の天候の良い時にバッチリいけるしさっ」
「取敢えず行って見ようか?」
「よしっ!行こう!!」
  ・
 ・
 ・

 って、やっぱり海馬鹿思考回路がはじき出した結果は、取敢えず行ってみように落着いた(笑)


干潮前に現地に集合し海をみる。
凄い風で、他のイザラーも誰一人として来ていない。普通なら辞めるよなっ。。。(^^ゞと思いつつ
身支度をし、取敢えず地形だけを案内しにいくという名目で海へ出る事とした。

(この時も最終電話の時と同じような会話が繰り広げられたのは言うまでもないですよねっ!?(笑) )

余りの強風に歩く時は前に45度体を倒さないと前に進めない状況で、隣にいる友人と話すときも大声で話さないと聞こえない風力であった。(喋るのでもだいぶ体力を消費する)

海をひたすら歩き、時たま雨に振られ・突風に倒れそうになりながら沖に向かい
今日の潮は-0cmなので沖のリーフを目指してひたすらテクテク。。。

到着したリーフは遠くからでも東映映画の始まりのような波である。(こりゃ凄い!2階建ての建物くらいなら簡単に壊すだろうな~)

危ないので浮き出た岩場で生物を探してみる事にした。
カニ、シャコ、エビ、アバサー、ナマコ、ウニ、てらじゃー
普段食の対象で無いので取らない生物でも結構マクロで見ると楽しめます。
(私は海水魚も好きなので昼は人影をみると岩陰に隠れてしまう熱帯魚がゆっくり見れる夜は大好きである)
友人はイザリ。私は熱帯魚観察


一通り遊び終え。「さて帰ろうか!」と時計を見たらもう3時あいえなー、でーじなってる!と話ながらゆっくり岸に戻る。
(大変だ!と言いながらゆっくり帰り、全然慌てていないのがやっぱり海馬鹿の思考回路ですね!)

(楽しい時間の過ぎるのは早いものである)
帰りは冷え切った体を暖める為に食堂へいき今日のイザリを振りかえりながら海話。


本日の成果は、
大きなシガヤー一匹でした。

雨に濡れ、目を開けれない位の強風がふき、寒さでモリが握れないくらい手がかじかみながら生物を探すサバイバルのようなイザリでしたが、友人は母によい御土産が出来たと喜んでいたので私はそれだけで満足でした^^


次の大潮年末年始である。
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