初春日和 初海に入れたかなっ・・・

うみうさぎ

2006年02月15日 01:41

昨日の天気は真冬の寒さの中にあって
春のぽかぽか陽気を感じさせるものでした。

そんな日は・・・・


やっぱ海をなんとなしに見に行ってしまうのが 海ジン の脳みそナのです

今日なら海に入れたな~。今度はウエットスーツも車に入れておこう
昨日(バレンタインでー)は天気も良かったので昼間に海を眺めに行って来ました。
そこは私のお気に入りの海で浦添市イリジマって場所です。
西洲(埋立地)から防波堤が1km位続いており先まで行くと那覇新港が見えます。

当日は久しぶりに空気も澄んでいて遠くの町並みまで綺麗にハッキリ見えました。

そこから見る 沖縄の風景は 
おそらくどの観光本にも書いていない

  リアルな沖縄

を見せてくれる事でしょう・・・。

映画「パトレイバー」に出てくるような埋め立て地風景。
(・・・っていっても那覇新港は今は埋め立ててなく、海中トンネルを作っているんですがねっ。)
一体何台の大型クレーンが動いているのでしょうか?
数えてみると・・・・

 1、2、3、4・・・数え切れませんでしたが10位のクレーンはあったでしょうかね、バカデカイクレーンがあちらこちらに見えました。


色とりどりのコンテナ。
中には動かない(ナンバーもついてない)不法投棄された車もゴロゴロ置いてあり
その車の中で住んでいる人もチラホラ。


不法投棄のゴミの山。
ソファーから家庭用品、空き缶、ガラス 色んなもんが捨てられています。


緑の見えない狭い場所にびっしりと立てられた建物。
ここから見える陸地の殆どが建物で埋め尽くされています。
ここから見る沖縄の町並みは凄いゴミゴミと感じます。


濁ったゴミだらけの港内。
錆びだらけで放置された船や、コケの生えまくっている死んだ海や、風で運ばれてきたゴミ達。
捨てられたのか自然に死んだのか?死んだ魚も浮いてました。
堤防の外は潮が流れているのでゴミはあまりない綺麗な海でした。
(・・・が、綺麗に見えるこの海も、沈んだか沖に流れて行っただけで港内と変わらないゴミが見えないところにあります)


マナーの悪い釣り人の跡。
散らばったこませの後や、焚き火をしたあとの焼け跡や、無造作に捨てられた釣り針付の仕掛け、腐りかけたつった魚、その他のゴミ。


海に来ている色々な人。
 昼間の干潮に浜下りをしている人。
 まじめにつりをしている人。
 夫婦でタオルを顔にまきジャージ姿でつりをしている人。
 仕事が終わったのか円になって酒を飲んでいる人達。
 釣れないのか竿を置いたまま気持ちよさそうに昼寝している人。
 フード付ウエットを着ながら泳ぎながら獲物をとっている人。
 マウンテンバイクのカゴにオリオンビールの飲み終わった缶を入れて海を見に来ている人。
 シートにお供え物を並べて家族で海に向かって拝んでいる一家。
 防波堤にスプレーで落書きをしているガキドモ。
 カップルで楽しそうにしゃべりながら海を見ている若い子。
(でも、飲んだ後の空き缶をその場に捨てて行ったなー。悲しいことです・・・)



綺麗な防波堤の海 と
汚い港内の海 と
建物に埋め尽くされた沖縄の町並み と
ポカポカの太陽 と
心地よい潮風。


沖縄に実際に住んでいる者からすると観光本を読んでいても沖縄紹介のTVを見ていても 

   「うそだー、はーっ? 何言ってんだか・・・」

と思うことばかりだが、
これが本当の沖縄だな~・・・って心身共に納得できたしっくり来る光景でした。

皆さんももしお暇が出来たら、海などにドライブにいってついでに外から沖縄を眺めて見ませんか?
新たな感覚を受けること間違いなしです!!

※ 注意
最近のイリジマは、夜中は残念なことに騒音族の溜まり場となってしまい
今は入れなくなってしまいました。
よくつりに行っていたのに残念です。。。。
自然に囲まれたイメージの沖縄だけど、実は、自由に海で遊べない場所がある。。。
(これが旅行者向けの本には書いてないリアルな沖縄です)
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