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2006年05月28日

コウイカ

沖縄は梅雨真っ盛り。
今年の梅雨は 久々に梅雨らしい梅雨である。



そして沖縄では、

春先~梅雨~夏に向かって 生き物が産卵ピークを迎える。


先月までは、 コウイカ(沖縄名:コブシメ)の産卵が見られましたねっ!



コウイカの産卵・・・。


サンゴの産卵・・・。


ウミガメの産卵・・・。



沖縄は生命力に満ちた産卵ラッシュを迎える。。。。

 

しかし、寒い中何とかもぐっていたのだが、いかんせん悲しい。

例年感じることなんだが・・・

 今年は去年より見かける数が少なくなってると感じた。
(この海の生き物の減り方も尋常ではないダウン何とかしなければ近いうちに残念な事になるだろう)


陸地から見て海の自然破壊が進んでいると感じる沖縄。。。。
(これは観光客の方でもいっている人はいますねっ!)

しかし、

海の中はもっともーーーと悲鳴を上げています。

みなさん(海の上しか見ない人達)が見ている景色は海の中の衰退のほんの一部なんですぐすん



以前はサンゴの上にコウイカ10や20固体位は居たのだが、今は一匹出合えるのが珍しい位まで 悲しい結果になってきている。

ずーっと 海の中を見て来た結果から感じた事を 海に入らない人にも 生きる上で海が死のうがなーんの関係もない人にも教えておきたい。



●サンゴが絶対量で年々なくなっている。
成長の年月に比べ、この死に方はビックリする程の早さである。


●コウイカの産卵量の減少。
以前はサンゴがあったので、男コウイカと女コウイカが出会えたのであるが、最近はわずかに残ったサンゴの上で悲しそうに男コウイカを捜している女コウイカをよくみる。
やっぱ産卵場所が無ければどんどん卵をうめなくなりますよねっ!
どこかの国も同じ事が起ってますね。
(安心して生める環境が無いのにやれ「出生率を上げろ」とか「子供を生め」・・・とかがーん
あんな考えだから海の事はもっと知らないのでしょうが・・・海にあなた方がやっているような無茶や無理な屁理屈は通りませんよっ!(笑)
環境が良くならないと海の生き物は安心して産卵をしないのですっ!!ムキー 愚かかなり・・・。


●コウイカが生まれても生体になる量の減少。
海が汚れれば弱い生き物は生き残れない・・・が自然界の掟です。
(当たり前の事ですねっ!!)


●沖縄の観光資源であるダイビングの魅力の衰退。
海が綺麗な沖縄。

だが、
海が綺麗でなくなったら。
サンゴがなくなったら。
生き物がいかなったら。

・・・みんな離れていくでしょうね。。。




そんな年々衰退していく沖縄の自然環境の中でも

 産み付けられる卵はあり

 孵化する卵もある



 「生む数が減った分だけ、生き残る確立は増えて欲しい・・・」


と願ってやまない今年のコウイカの産卵&孵化でした。

(○○な願いですが・・・タラ~


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Posted by うみうさぎ at 13:03│Comments(0)リアル君
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